映画と原作

2001年2月1日
溺れる魚の原作読破。
全然ちがうじゃん(笑)。映画の方がおもろかった。
私としては…。堤作品にしたからこそ…楽しめる
作品になったのねえ…って。
しかし原作がつまらないというわけではないのですよ。
誰が主人公って…って感じじゃなくて、群像劇っていうか
これといった語り手はなく…警察と企業とやくざと革命運動家たちの
入り乱れたバトルの話。だから…白洲刑事も秋吉刑事も
そんなに際だった個性的な人物とは思えなかった。
ただ事件の内容としては原作の方が複雑に
入り組んでいて…より面白くなっていたと思う。
この話を最良の形で映画化したといってもいいと思った。
岡部の扱いと石巻刑事、御代田警視の扱いが極端に
違うので…それには驚いたし、原作者は寛容な人物とみた(苦笑)。

事件は単純化してキャラクターはさらに個性的に
描き…って方法が成功したのねえ…。

でも結局…映画を見たときに感じた謎は解明ならず…。
話違うから当たり前(爆)。
岡部のトラウマの原因…もっと明快に理解したかったのに〜〜。

イヤ、しかし原作付きだと映画見てがっかりするっていうけど
そんなことないかも。ようは順番(笑)?!
映画は映画。原作は原作で楽しめるモノも多いね。
映画としては原作のいい部分が欲しいのだろうし(=メリット)
原作としては映画効果で本の売り上げが伸びて
名が上がることもメリットだし
でも原作でのこだわりを崩される恐れもあるから
その辺がお互いにデメリットになるばあいもあるのよね…。

来週も「ダンサー〜」やってそうなので行けそう。
水曜日が楽しみだなあ。

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