雨が降り続く一日でしたが、個人的には超有意義に
過ごせました。朝から2つ先の駅まで足をのばして
「クリムゾン・リバー」と「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を
観てきました。
どっちも…良かった!!

クリムゾン・リバーはジャン・レノ&ヴァンサン・カッセル
ってコンビも興味あったし、何よりストーリーが
私好みな気がして(苦笑)観たかったので。
本当は「狗神」観たかったんだけど2本立てなので
全部観てると午後一の「ダンサー〜」に間に合わないので
かろうじて間に合う「クリムゾン〜」にしたんですけどね(苦笑)。
でも期待は裏切らなかったと…思う!!割合イメージ通り
の話でもあったし。テンポも悪くないし、ジャン・レノと
ヴァンサンが出会ってからが特に面白かった。
ヴァンサン…すごい良い!!!惚れた(笑)。
「ドーベルマン」も好きだったけど…あれはやっぱちょっとフランス風味で…馴染めない部分も
あったんだけど今回はもう…フランス映画じゃないって感じ(苦笑)。
最初は…なんか不気味な雰囲気が漂ってて…いつ
伝奇ホラーに転向するんじゃないかって気が気で
なかったんだけど(爆)、ちゃんと最期まで解決してくれた(^^;!!
これはね〜〜、フランス版「狗神」かも(謎)。
いや、観れば分かる!…かもしれない(笑)。
「狗神」は主人公が刑事ではないし、結局伝奇ホラーに
なっちゃうんだけどね(^^;。
しかし映画は観た訳じゃないので…ちょっと違うかも
しれませんが。

そして…や〜っと行った「ダンサー〜」。
こんなに予備知識持っていったら逆に泣けないかな?
とも思っていたのですが…大間違い(笑)。
号泣!!泣けました、ホント。これもね〜、感動とかじゃなくて
「永遠の仔」を読んだときのような悲しみだった。
なんか言われなくこんな酷い目にあって…その運命に
翻弄される主人公の状況が悔しくて悲しくてやりきれない気持ち。
しかしこれ、ミュージカル映画としてはかなり画期的なのでは?
まずは映像がまるでホームビデオのようなリアルさで
引き込まれるし。ミュージカルシーン=セルマ(=主人公)
の空想という感じで構成されているところ。
昔のミュージカル映画のようにセリフのほとんどが
歌で表現されているのではなく…つらい状況の
セルマが、
現実の苦しみや悲しみから解放されるミュージカルの
世界の空想に耽ることで何とか耐えているのだ。
ミュージカルで表現されているシーンはあくまで
彼女の想像の世界であって現実ではない。
そして急激に歌が始まるのではない。なにか
きっかけになる音がある。自然に暮らしの中に
ある音からセルマの空想は始まる。
しかし大抵は苦しみや悲しみが降りかかってきた
時にそれから逃れるように空想の世界に入っていくパターン。
歌の世界では…どんな苦しみも耐えられない現実もなく
セルマの思いはせる、理想の世界が表現されてると思った。

ビョークの演技は…素晴らしかった!!と思いましたよ〜〜!!!

その後古本屋で「花男」と「ドラゴン・ヘッド」の
続きを探してみたけど…ダメだった。
ちょっとだけ買い物して帰宅。

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