A.I.
2001年7月19日A.I.を観た。(これから観ようと言う人はネタバレ要注意です!!)
う〜〜ん、なんかね、ちょっとしっくりこないかも。
えーっと面白いか面白くないか…で言えば面白かった。
主人公の少年ロボが切なくて…涙もでた。
…そう、後なんだろ。舞台設定はすごく良かった。
リアリティを備えつつ…未来的になってて、車とか
コーヒー豆を入れてるポットとか…面白かった。
この辺の舞台設定的なモノにはキューブリックを
感じさせるモノがあったかも。
でもストーリーは……う〜あんまし気持ちのいいものじゃ
なかったな〜〜。こんな子供は本物にだって
いないのだから。
永遠にママを愛し続ける子供ロボ…。
永遠に…なんて、なんてエゴイスティックなんだろう?
子供ロボが捨てられるくだりは…妙にリアルだった。
これはこの子が子供ロボだから…じゃないと思う。
親の「血を分けた我が子」と「血の繋がらない貰い子」
への愛情の差…になっちゃうんだろうな。
そんな親ばかりじゃないけれど…そういう親も
多いでしょう。それは生理的な問題もあるのかも
しれないけれど。血のつながりってものを割り切れる
人間もいるしね。
この少年ロボは…人間のエゴが作りだした産物の
ように思えて、悲しかった。
成長できない体で、人間をなぐさめるために
存在する…。
彼は夢を持ったのじゃなくて…ママを愛するという
感情のインプットが「人間の少年」になりたいと
思わせただけ。それはママが「人間の少年」に
ならないから自分を愛してくれない(=捨てた)
のだと判断したから。実際はロボだから…って理由
だけじゃないと思うけど。
そんな夢を持つロボットなんて…なんて切ないことを
するんだろう。最後は彼の夢を叶えて幸せに
してあげたってことになるのかな?
ママが彼に「ずっと愛してた」と言ったときは
「良かった」と思いましたけど…それは彼が
一番求めているセリフだったから。
愛する事をインプットされたロボットは、愛されることも
望むのね……それは彼を人間に近いモノにするための
感情・反応のインプットなんだろうか?
将来そうやって人間とロボットが感情をかわし会う
日が??ちょっとそれ自体にはリアリティを感じず…
ヤケにファンタジックな感じがした。
後は2000年後に出てくる人類以外の生命体の
容姿が…どーもピンとこない(苦笑)。
未知との遭遇以来…こういうビジュアルに固定観念でも
あるのでしょうかねえ…。
2000年先…まで話を飛ばす必要はあったのかな?
それは今でも疑問……。
あーそれにしても海に沈んだマンハッタンは良かった(笑)。
舞台設定は…好きなんだけどな〜。
ハーレイジョエルオスメント君はやっぱり凄く
上手かったと思う。彼なしにはこの映画はなりたたないってのも
良く分かる。ビジュアル的にはママの本当の息子の
彼の方が可愛かったけど(爆)。そして彼も結構
いい味だしてた。ロボとママを張り合ったり…
子供特有の残酷さで少年ロボをおもちゃ扱い
してみたり…。
ひどいように感じるところもあるだろうけど、
この年頃の普通の男の子を演じてたと思う。
ちょっとわがままだけど決して悪い子じゃない
…どこにでもいるその辺の男の子。
ジゴロロボを演じたジュード・ロウも良かった。
特に首をカクンと動かしてムード音楽を流したり
するとこが笑えた。セリフも臭いの満載で(苦笑)。
いつの時代もジゴロはこういうセリフ吐くものなのか〜?
ジョーと手を繋いで歩くデイヴィットが可愛かった。
まーいろいろ書いたけど、トータルで言えば面白かったと思う。
舞台設定を楽しむって楽しみ方もあるし。
でもね、ロボのデイヴィットの愛に感動…とかって
気持ちよりは…人間のエゴでこんな感情をインプット
される彼が、可哀相で切なかった。
この辺…キューブリックがやったら、どうなっただろうか〜?
う〜〜ん、なんかね、ちょっとしっくりこないかも。
えーっと面白いか面白くないか…で言えば面白かった。
主人公の少年ロボが切なくて…涙もでた。
…そう、後なんだろ。舞台設定はすごく良かった。
リアリティを備えつつ…未来的になってて、車とか
コーヒー豆を入れてるポットとか…面白かった。
この辺の舞台設定的なモノにはキューブリックを
感じさせるモノがあったかも。
でもストーリーは……う〜あんまし気持ちのいいものじゃ
なかったな〜〜。こんな子供は本物にだって
いないのだから。
永遠にママを愛し続ける子供ロボ…。
永遠に…なんて、なんてエゴイスティックなんだろう?
子供ロボが捨てられるくだりは…妙にリアルだった。
これはこの子が子供ロボだから…じゃないと思う。
親の「血を分けた我が子」と「血の繋がらない貰い子」
への愛情の差…になっちゃうんだろうな。
そんな親ばかりじゃないけれど…そういう親も
多いでしょう。それは生理的な問題もあるのかも
しれないけれど。血のつながりってものを割り切れる
人間もいるしね。
この少年ロボは…人間のエゴが作りだした産物の
ように思えて、悲しかった。
成長できない体で、人間をなぐさめるために
存在する…。
彼は夢を持ったのじゃなくて…ママを愛するという
感情のインプットが「人間の少年」になりたいと
思わせただけ。それはママが「人間の少年」に
ならないから自分を愛してくれない(=捨てた)
のだと判断したから。実際はロボだから…って理由
だけじゃないと思うけど。
そんな夢を持つロボットなんて…なんて切ないことを
するんだろう。最後は彼の夢を叶えて幸せに
してあげたってことになるのかな?
ママが彼に「ずっと愛してた」と言ったときは
「良かった」と思いましたけど…それは彼が
一番求めているセリフだったから。
愛する事をインプットされたロボットは、愛されることも
望むのね……それは彼を人間に近いモノにするための
感情・反応のインプットなんだろうか?
将来そうやって人間とロボットが感情をかわし会う
日が??ちょっとそれ自体にはリアリティを感じず…
ヤケにファンタジックな感じがした。
後は2000年後に出てくる人類以外の生命体の
容姿が…どーもピンとこない(苦笑)。
未知との遭遇以来…こういうビジュアルに固定観念でも
あるのでしょうかねえ…。
2000年先…まで話を飛ばす必要はあったのかな?
それは今でも疑問……。
あーそれにしても海に沈んだマンハッタンは良かった(笑)。
舞台設定は…好きなんだけどな〜。
ハーレイジョエルオスメント君はやっぱり凄く
上手かったと思う。彼なしにはこの映画はなりたたないってのも
良く分かる。ビジュアル的にはママの本当の息子の
彼の方が可愛かったけど(爆)。そして彼も結構
いい味だしてた。ロボとママを張り合ったり…
子供特有の残酷さで少年ロボをおもちゃ扱い
してみたり…。
ひどいように感じるところもあるだろうけど、
この年頃の普通の男の子を演じてたと思う。
ちょっとわがままだけど決して悪い子じゃない
…どこにでもいるその辺の男の子。
ジゴロロボを演じたジュード・ロウも良かった。
特に首をカクンと動かしてムード音楽を流したり
するとこが笑えた。セリフも臭いの満載で(苦笑)。
いつの時代もジゴロはこういうセリフ吐くものなのか〜?
ジョーと手を繋いで歩くデイヴィットが可愛かった。
まーいろいろ書いたけど、トータルで言えば面白かったと思う。
舞台設定を楽しむって楽しみ方もあるし。
でもね、ロボのデイヴィットの愛に感動…とかって
気持ちよりは…人間のエゴでこんな感情をインプット
される彼が、可哀相で切なかった。
この辺…キューブリックがやったら、どうなっただろうか〜?
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